00 //奇談
「曲り角の定義」
歩いてきた大道から、岐路(横道)へ向かう道行の呼称。
非日常と現実の芽は、どこにでも転がっている。
あやかし、妖怪、幽霊、化け物、奇談。
様々な名で呼ばれることがあっても、その根は常に連鎖し、互いに繋がりあっている。
全国には、日々それらの芽を探し求めて行き来するものが後を絶たず存在するのが昨今のヤミ事情。
「ヤミの内」では今日も盛んに情報が交換されている。
そしてこのほど、そんな胡散臭い情報屋たちの間で名高い町がある、という話を小耳に挟んだ。
何でも、この町はその筋では密かに語り継がれているとのことのだ。
その名を「七曲角町」という。
歩いてきた大道から、岐路(横道)へ向かう道行の呼称。
非日常と現実の芽は、どこにでも転がっている。
あやかし、妖怪、幽霊、化け物、奇談。
様々な名で呼ばれることがあっても、その根は常に連鎖し、互いに繋がりあっている。
全国には、日々それらの芽を探し求めて行き来するものが後を絶たず存在するのが昨今のヤミ事情。
「ヤミの内」では今日も盛んに情報が交換されている。
そしてこのほど、そんな胡散臭い情報屋たちの間で名高い町がある、という話を小耳に挟んだ。
何でも、この町はその筋では密かに語り継がれているとのことのだ。
その名を「七曲角町」という。